他人に、感情的に怒る人は論外!
1.人は感情をコントロールできる
「え?なんでいきなりそんな、あたりまえなことを言うんだこの人?」と思った人、いると思います。
ですが実は、自身の感情をコントロールできていない人、できていないふりをしている人がいるのです。残念なことに...
例えば一人の母親と子供がいます。その母親は、その子供に怒鳴り散らすくらい怒っています。
その時、電話がかかってきます。その母親はしぶしぶ電話に出ます。「はい、何ですか?」と少し低い声で言います。
そのあと相手から「○○さんですか?私は○○なのですが?」と返事が返ってきた途端、どうなったと思いますか?
さっきとはまるで別人みたいに、高い声で「あ~○○さん!お久ぶりです!」と笑顔で答えていました。
そして電話が終わると、また元の顔に戻って怒鳴り散らし始めました。
わかりましたか?この母親は無意識かもしれませんが、感情がコントロールできるんです。
なので、本当だったらその子供にも優しく対応できたはずなんです。なのにやらない。
最近はさすがに、昔よりかは減ったかもしれませんが、世の中には、こんな人達がまだ結構いるのです。
2.感情的に怒っても、帰ってくるのはなにもない
感情的に怒ってくる人は、正直いってマジで怖いです。
そんなのだれでも近づけなくなります。
たとえ「報告しろ」と言われても、怒鳴られた記憶がフィードバックしてきて、
何も言えずにそのまま報告しないということになってしまいます。
それにより、また怒鳴られてしまう。二人の関係はどんどん悪化していく。
そんなネガティブな方向にしか行きません。ここで「いや、そいつが弱いだけじゃないの。仕事は仕事で割り切らないと」と思っている人、
正直言って人間性ゼロです。それに自分はそんなこと言う、思っているやつが一番嫌いです。
信頼がいかに大事か、もう一回道徳の勉強をしてきてください。
3.感情的にならない方法
感情的にならない方法は3つあります
- 期待値をさげる
- 共感の心を持つ、相手を知ろうとする
- 相手を許す、認める
まず、期待値を下げるから話します↓
期待値をさげる
上司が部下に怒ってしまったり、親が子に怒ってしまうのは、
部下や子供にできる、やってくれると期待しているからです。
もちろん期待することは悪いことではありません。
ですが、行き過ぎた期待は部下や子供、あなた自身を逆に苦しめます。
なので期待するなら「あいつならやってくれる」より「やってくれたらラッキー、やれなくても予想通り」くらいでいいのです。
それくらいなら怒ることはありません。
共感の心を持つ
自分の話していることに興味、共感を持ってもらうことにたいして、
あなたはイライラしますか?大体の人はしませんよね。
逆にうれしいはずです。「あ、自分の話にちゃんと耳を傾けてくれている」と思います。
それを今度は相手側に送ることが大切です。そうすれば相手側のあなたに対する好感度が上がります。
相手を許す、認めるということです。
誰しもは、必ずと言っていいほどミスをします。
そして、これはあまり知らないかもしれませんが、人間は同じ失敗を何回も何十回もする生き物です。
これを知っている人と知らない人で感情のコントロールに天と地の差がつきます。
なので相手が何度同じ失敗をしても、許してあげる必要があります。
許すという行為はそんなに簡単ではありません。
自身の心にストレスを与えたりもします。それでも許してあげてください。
そして「何回教えたらわかるんだ」ではなく「じゃあ、もう一回復習として教えるね」といえるようになりましょう。
それが大事です
4.それでも感情的になってしまう人
それでも感情的になってしまう人は、心に余裕がないのかもしれません。
その原因が会社だったり、もしくは今の人間関係だったりするかもしれません。
なのでそこから逃げることをお勧めします。
それでも治らない場合は一回病院にいった方がいいかもしれません。
もしかしたら精神の病気かもしれません。
5.まとめ
それでは、今回のまとめです。
- 人間は誰しも感情をコントロールできる
- 怒っても何も帰ってこない
- 期待値をさげ、共感の心を持ち、相手を許してあげることが大事
- それでもだめなら、いったん自分のいる場所から逃げるか、病院に行ってみる。
以上です。暴力的な行為は、人間として一番やってはいけない行為です。皆さんはやらないようにしましょう。それでは!