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自分の人生に責任を持つ

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人生に責任を持つとどうなる?

 これからの時代、終身雇用も崩壊に向かってきて、さらには新型コロナウィルスもはやり始め、いよいよ個々で能力を使うときが迫ってきました。 ですが、中には何をすればよいのかわからないという人もいます。それは今までの人生で他人に責任を預けていたから、今自分が何をすればよいかが 分からなくなっているのです。自身の人生に責任も持つ、引き受けることで、自身の価値観で物事を進めるようになります。まずは自分の人生の責任を自ら持ってみませんか?

そもそも責任を持つとは?

 この話をより分かりやすくするためには、まず責任という言葉の意味を理解しないといけません。 責任を英語で表すと「responsibility(レスポンシビリティ)」になります。そしてこの英語、よく見ると二つの英語がつながっています。 それは「response(レスポンス/反応)」と「ability(アビリティ/能力)」に分かれます。これでさっきの責任を言い換えると「反応を選択する能力」 、つまり「自分の人生に反応を選択する能力を持つ」となります。

反応について

 ここで出てきた「反応」について話します。 皆さんは何かしらの刺激を受けたときに必ずと言っていいほど「反応」をします。例えば

  • 雨が降っている→気分が悪くなる
  • 相手に意見を反論された→こっちも言い返す
  • 相手に無視をされる→殻に閉じこもる

など必ず何らかの形で皆さん「反応」をしています。何かが起きたからこうする、の「こうする」という部分が反応です。

反応を選択する

 まず、ここできっぱり言いますが「人間は反応に対して自由な選択ができます」いまここで「そんなのあたりまえだろ!」「何言っちゃってるんだこいつは」 と思った人がいるはずです。ですが、これが出来ていない人が世の中にはいるのです。なぜなら「自分をコントロールする力を自ら他人にあげているから」です。 いえば、「社会的な環境」「他者の出方次第」でコロコロ変えてしまうからです。さっき例でだした「相手に意見を反論された→こっちも言い返す」が とても良い例になっています。相手に自分の意見を反論されて、それに対してなにも考えず、ただ感情的になり、その相手の意見にさらに反論を重ね、そのうち口論になります。これでは本末転倒です。 相手に反論されても、そこで立ち止まって、「たしかにそうかもしれない」と考え、相手の意見を尊重して、さらには自身の意見と相手の意見の間を取った案を出せば 少なくとも口論にはならず、場の空気も良くなります。皆さんはこういうこと、出来ていますか?

まずは「自覚」してください

皆さんは自分を外から見たことはありますか?みたことがない人は、今から言うことを試してみてください。まずこのサイト見ている自分の姿を想像してください。 そのあと自分の意識を部屋の隅っこにおいて、そこから自分を眺めてみてください。どうですか?まるで他人を見ているように見えませんか?それが客観的に見る、 いえば「自覚」というものです。反応を選択するためには、この「自覚」は必要不可欠になっていきます。ほかにも反応を選択するためには、あと三つの能力が必要です。 「自覚」のほかに「想像」「良心」「意志」が必要です。この四つの能力で、人は初めて反応を選択できます。

こんなこと言いながらじつは私も...

ここでいうのもなんですが、私自身もこのこと知るまでは、常に他人や環境にコントロールされまくっていました。ちょっと他人に反論されただけで逆切れしたり、雨が降っているだけで 顔がしわくちゃの梅干しみたいな顔をしたりするほど機嫌が悪くなったり、うまく物事が進まないと他人のせいにしたりしていました。 ですがこの知識を知ったとき私の考えは180度ガラッと変わりました。 たとえ天気が悪くても、たとえ相手に反論されても、たとえ物事がうまくいかなくても、知識を知らなかった時の自分よりも、自分をコントロールすることが出来るようになりました。 それから家族から「なんか最近変わったよね。前よりも大人に見える」とまで言われ、とてもうれしかったです。

人生の結果とは

人は、人生の終わりを迎えるまで長い年月があり、その時までに起こる数々の出来事があります。いい出来事もありますが、悪い出来事もあります。どちらかという悪いほうのが多い気がします。 ですが、それは「神様が導いた道」でもなければ、「運の悪さ」でもありません。それは「自分自身が選んだ選択」の結果です。なので今あなたの身に起こっていることは、あなたが選んだ選択のその結果が 出たにすぎません。これを聞いて「ふざけるな!俺はこんな会社にもともと入るつもりはなかったんじゃあ」とか「私は親が強制的に進めてきたから私が選んだんじゃない」とか言われそうですが、ちょっときついことを言います「そこに入ろうとしたのも、親の言うことを聞こうと選択したのは、あなたですよね?今は違くとも、過去のあなたが選択した結果が、今出ているにすぎません。」 その結果を変えるには、選択することに自身の価値観を持ち、責任をもって選択しなければなりません。それが大事なのです。

まとめ

いろいろ言いましたが、最後に大事なことをまとめます。

  • 責任を持つとは→「反応を選択する能力」
  • 人間は反応を選択できる
  • 「自覚」「想像」「良心」「意志」の4つの能力を使う
  • 人生は、自身が選択した結果に過ぎない。

今回はこんな感じです。ぜひ人生に責任をもって一日一日を大切に過ごしてください。あなたの努力が報われますよう、心から願っています。